“新作”アニメ映画『心霊蟲』日本初公開&トークショー!『アムリタの饗宴』グランプリ受賞記念・特別上映会11/17&24(日)開催!
※『アラーニェの虫籠』バリアフリー日本語字幕付き上映のお申込みは、通販ページでも受け付けています。
https://zelicofilm.stores.jp/
NEWS
『アムリタの饗宴』ハイライトシーン① 【堕ちていくたまひ】
『アムリタの饗宴』 ハイライト映像➁
「たまひに迫る怪物の秘密」
『アラーニェの虫籠』パロディCM<疑惑編>
『アラーニェの虫籠』ハイライトシーン①
『アラーニェの虫籠<リファイン版>』ハイライト動画➁
たった一人で制作する劇場用アニメ、
新たな衝撃―――
<リファイン版>
乙一、大槻ケンヂら著名人と
映画祭からのコメント
ラヴクラフトと伊藤潤二を思わせる、一人で制作されたホラーアニメ。
第56回シッチェス・カタロニア国際映画祭
絶望の向こう側に見える、エモーショナルな情景に感動。人物の記号化されていない生々しい動きには、身体の真実味が宿り、死の恐怖が際立つ。他のアニメとは異なる進化の道を選び、羽化しようとする蛹のような作品だ。
乙一(小説家)
ああっ!少女が空から!!観たいもの、観せたいもののイメージが明確であり、かつ無限。演出の絶妙な間。ホラーの既視感。雰囲気ある音楽と全員かわいい女の子たち。もっと観たい。芸が細かい。
大槻ケンヂ(ロックミュージシャン)
全編Happyなクライマックスの『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だが、その対極と言えるのが全編darkなクライマックスに彩られた『アムリタの饗宴』だろう。坂本サク監督がたった1人で作ったホラーアニメの到達点!
鶴田法男(映画監督・小説家/『リング0バースデイ』
『おろち』「ほんとにあった怖い話」)
こんなにも早く、見終わってすぐ最初から見直したくなる映像はそうそうあるものじゃない。
アニメーションとは思えないカメラワークやいきいきとしたキャラクターの動きは、異様に大きく動かない建物を際立たせるためにある。
眩しい光は昏い影を、声や音は沈黙を、白い服は赤い血を。
安寧な日常は悪夢の前ふりに過ぎない。
悪夢は美しくおぞましく、いつまでもおわらない。
闇を愛する人たちがみな快哉を叫ぶであろう、そんな映画。
角銅博之(アニメ演出家/「デジモンアドベンチャー」
「ゲゲゲの鬼太郎」)
異形と不条理を詰め込んだ濃厚な48分。この常軌を逸した世界を1人で作り上げたというのが信じられない。
妖しく蠢く蟲たちに目を奪われ、鑑賞後は心ここに在らず。完全に別世界に持っていかれた。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
節足動物への執着と独特の内臓感覚、奇妙なカメラワークと耳を狂わすミニマルな劇伴が織りなす絶望。生き地獄の中、少女たちが生むシスターフッド感の切なさよ……。
氏家譲寿(ナマニク)(映画評論家/文筆家)
世界が注目!
日本のアニメーションの概念を変える、
究極の個人制作アニメーション映画が誕生‼
世界最高峰アヌシー国際アニメーション映画祭などで大反響を呼んだ
『アラーニェの虫籠』(花澤香菜CV)の坂本サク監督、待望の最新作
『アムリタの饗宴』は、ドラマ「MOZU」のイラスト・アニメーションなどを手掛けたアニメーション作家、坂本サクが監督・アニメーション・原作・脚本・音楽をこなし、一人で制作した長編アニメ映画デビュー作『アラーニェの虫籠』(花澤香菜C.V.)の前日譚を描く新作アニメーション映画。新たな主人公、女子高生の「たまひ」が様々な怪異や未知の恐怖に襲われる。前作を見ていても、見ていなくても楽しめる内容で、衝撃的なホラー・エンタテインメント・ムービーとなっている。前作『アラーニェの虫籠』では、その卓越した技術で世界を驚かせた坂本サクが今回も、監督・アニメーション・原作・脚本・音楽を手掛け、再びたった一人でのアニメーション映画制作に挑戦している(声優のアフレコと音響効果以外の、作品のすべてを一人で制作)。
CAST
たまひ TAMAHI
女子高生。17歳。
内田真礼 MAAYA UCHIDA
陽 AKI
たまひの親友。
能登麻美子 MAMIKO NOTO
由宇 YUU
たまひの同級生。
MoeMi
りん RIN
前作『アラーニェの虫籠』ヒロイン。
花澤香菜 KANA HANAZAWA
(特別出演)
STAFF
坂本サク SAKU SAKAMOTO
監督・アニメーション・原作・脚本・音楽
1976年東京都生まれ。2000年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。 短編アニメ『摩訶不思議』(00)、『フィッシャーマン 』(02)が「広島国際アニメーションフェスティバル」に入選、「キリンアートアワード」優秀賞を受賞したのを始め、内外のコンテスト、 映画祭で多数受賞。ロッテルダム国際映画祭など海外の十以上の国際映画祭、フェスティバルで上映される。
2002年よりフリーランスのアニメーション作家として、ショートムービー、TVのタイトル映像や、CM、 PV、映画のVFXの制作、アートディレクション、演出の仕事に携わる。近年は、押井守監督作『イノセンス』のデジタルエフェクト、ドラマ「MOZU」のイラスト&アニメーショ ン、NHK「みんなのうた」の監督、愛媛県松山市PRオリジナルアニメ『マッツとヤンマとモブリさん~七つ の秘宝と空飛ぶお城』『マッツとヤンマとモブリさん2~水軍お宝と謎解きの島々』(ROBOT)などの監督を手がけている。他に、参加作品として、『呪怨』の清水崇監督の監修、『リアル鬼ごっこ』『がっこうぐらし!』の柴田一成監督によるホラー映画『もうひとりいる』のVFX、音楽、 PlayStation3用の人気ソフト『鉄拳タッグトーナメント2』のエンディングムービー制作などがある。
前作『アラーニェの虫籠』で長編映画監督デビュー。アニメ界の世界最高峰アヌシー国際アニメーション映画祭(カンヌ映画祭のアニメ部門が独立)ミッドナイトスペシャル部門・正式上映をはじめ、世界四大アニメ映画祭の一つ、ザグレブ国際アニメーション映画祭では日本映画で唯一、グランドコンペティション長編部門にノミネートされ、さらにジャンル映画祭の殿堂といわれるファンタジア国際映画祭でアニメ最高賞の今敏賞にノミネートされるなど、著名映画祭で続々上映され、大反響を呼んだ『アラーニェの虫籠』(2018年、花澤香菜CV)。「60分以上のハイクオリティ・アニメを一人で制作する」試みは世界的にもほとんど例がなく(しかも一年半という制作期間は前例がない)、アニメーション作家、坂本サクは世界的な注目を集めた。現在、尚美学園大学芸術情報学部専任講師。
坂本サク監督のコメント
4年前、「アラーニェの虫籠」を制作しました。当時は、こんなチャンスをもらえるのは一生に一度くらいだろうと思っていたので、これまでの映像制作の経験で培ったアイデアや技術を、すべてこの作品に置いてくるつもりで作っていました。次回作や今後のために何かを温存するような余裕は自分にはないという覚悟でした。ところが時間が経つと新しい発想が次々と湧いてきました。人間の想像力には限りがないようです。今作では登場人物の三人の女子高生を、魅力的な声優陣が命を吹き込みドラマを盛り上げます。「アラーニェの虫籠」のスピンオフ作品であると同時に、前作を越える表現、新しい挑戦である「アムリタの饗宴」、ぜひご期待ください。
内田真礼 能登麻美子 MoeMi / 花澤香菜(特別出演)
監督・アニメーション・原作・脚本・音楽:坂本サク
企画・製作・監修・プロデュース:福谷修 製作・配給・著作:合同会社ゼリコ・フィルム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 J-LOD コンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金
提供:WEB映画メディア「cowai」(https://cowai.jp/) ⒸSakuSakamoto / zelicofilm,LLC
同時上映
『アラーニェの虫籠』<リファイン版>
2018年の劇場公開版より、60カット以上を修正した完全版。(劇場初上映)
アニメ界の世界最高峰アヌシー国際アニメーション映画祭 ( カンヌ映画祭のアニメ部門が独立 ) 招待上映をはじめ、世界四大アニメ映画祭の一つ、ザグレブ国際アニメーション映画祭では日本映画で唯一、コンペティション長編部門にノミネートされ、さらにファンタジア映画祭でアニメ最高賞の今敏賞にノミネートされるなど、著名映画祭で続々上映され、大反響を呼んだ『アラーニェの虫籠』(2018 年、花澤香菜 CV)。「60 分以上のハイクオリティ・アニメを一人で制作する」試みは世界的にもほとんど例がない。今回公開される『アラーニェの虫籠』<リファイン版>は、2018年の劇場公開版より、60カット以上を修正した完全版で、劇場初上映となる。
リファインされたカットの一例
ⒸSakuSakamoto / zelicofilm,LLC
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STORY
郊外の工場跡地に建つ巨大集合住宅。
最近では、女子高生の変死体が発見され、不可解な心霊現象が目撃されるなど、いわくつきの噂が絶えない場所だった。
ここに引っ越してきた、気弱な女子大生りんは、ある夜、救急車で搬送される老婆の腕から大きな虫が飛び出るのを目撃する。
虫のことが気になったりんは図書室で調べる内、民俗学者の時世と出会い、過去にもこの地域で、奇妙な虫の目撃例が多発していたことを知る。
それは“心霊蟲(しんれいちゅう)”と呼ばれ、古来から人知れず存在していたという。 “虫”を見た者の中には、不気味な予兆と共に、変死を遂げた者も少なくないため、“虫の呪い”ともいわれた。
呪いの恐怖におびえる彼女は、不思議なオーラを放つ中学生、奈澄葉や、呪術師の斉恩らとの出会いを通して、自らも蟲や怪異の正体に迫っていく。
しかし、それはりん自身が、封印された過去と向き合うことを意味していた……。
果たして、りんを待ち受ける運命とは!? そして建物に隠された驚愕の真実とは!?