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『ナイトメア・バグズ』がファンタスティック映画祭の最高峰、第58回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭(2025)のアニメーション部門にて上映決定!アヌシー国際アニメーション映画祭に続く選出。「世界で最も恐ろしいホラー・アニメ映画を目指した」と総監督がコメント。

  • zelicofilm
  • 8月13日
  • 読了時間: 5分
© SakuSakamoto/zelicofilm,LLC
© SakuSakamoto/zelicofilm,LLC

『ナイトメア・バグズ(日本タイトル仮称)』(英題“Nightmare Bugs”/2025年/花澤香菜CV/ゼリコ・フィルム製作/日本公開未定)が、第58回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭(2025年10月9日から19日開催/スペイン)のアニメーション部門(Anima’t)に選出され、正式上映されることが発表されました。


■発表された映画祭サイト


シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭は、スペイン北東部、バルセロナの南にあるビーチ・リゾート地・シッチェスで毎年10月に開催。1968年より始まり、ホラーやSF、ファンタジーに特化したジャンル系屈指の国際映画祭で、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やポルト国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つとして知られています。


今回、映画祭のアニメーション部門(Anima’t)に選出された『ナイトメア・バグズ』は、過去に弊社が製作した劇場用アニメ映画『アラーニェの虫籠』(花澤香菜主演CV/2018年)と『アムリタの饗宴』(内田真礼主演CV/2023年)を、新シーン・新解釈を加えて海外向けに再編集。映像と音響をブラッシュアップし、“世界で最も恐ろしいホラー・アニメーション映画”を目指しています。 『アラーニェの虫籠』『アムリタの饗宴』でプロデューサー・監修を務めた、映画監督でホラー・クリエイターの福谷修が本作では総監督を担当。そして前作2作に続き、アニメーション作家、坂本サクが監督・アニメーション・原作・脚本・音楽の五役をこなし、才能を発揮しています。


本作は今年6月に開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭2025のミッドナイトスペシャル部門にも選出。上映の際には、あまりの恐怖シーンに退場者が続出する中、最後まで残った観客から拍手喝采を浴びています。

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■アヌシー国際アニメーション映画祭2025『ナイトメア・バグズ』紹介ページ


■IMDB https://www.imdb.com/title/tt36639462/ 《コメント》 福谷修(総監督・プロデューサー) 『ナイトメア・バグズ』は、世界で最も恐ろしいホラー・アニメーション映画を目指しました。

きっかけは、海外の映画祭でホラー映画ファンと話をした際、「『アラーニェの虫籠』『アムリタの饗宴』の恐怖シーンだけを繰り返し見たい!」という声があったことでした。

元々、坂本サク監督の初期の構想には、さらに恐ろしい悪夢的なイメージがたくさんあり、いつかホラーに特化したバージョンを作りたいと考えていました。

それが実現したばかりでなく、アヌシーに続いて、ジャンル映画祭の殿堂シッチェスで上映されるなど、信じられない思いです。夢を見ている……いや、良い意味で覚めない悪夢を見続けている感じがします。 坂本サク(監督・アニメーション・原作・脚本・音楽) シッチェス・カタロニア国際映画祭2025に『ナイトメア・バグズ』が選ばれたこと、とても名誉に思います!これまでプロデューサーとともに数々の試行錯誤をこの作品のために費やしてきたことが報われる思いです!

自分自身、何か新しいものを見たいという好奇心を頼りに作り続けてきました。自分の理解を超えた世界を封じ込めたくて作った作品が、シッチェスの美しい街で多くの方に届けられる機会をいただき、とても興奮してます。そしてエネルギーをもらいます。ありがとうございます! 《Profile》 【福谷修(総監督) プロフィール】 自主製作映画『レイズライン』(2002)で、みちのく国際ミステリー映画祭オフシアター部門グランプリ、TAMA NEW WAVE特別賞受賞。日本香港合作映画『最後の晩餐』(2003)で映画監督デビューし、本作はスコットランド国際ホラー映画祭で準グランプリを受賞。他に、多部未華子・安めぐみ主演のホラー映画『こわい童謡』(2007)や、NintendoDSのホラー・アドベンチャーゲーム『トワイライト・シンドローム 禁じられた都市伝説』(2008)など、多彩なジャンルでホラー作品の監督・脚本を手掛ける。作家としても、堀北真希主演で映画化された「渋谷怪談」シリーズ(竹書房)、「子守り首」(幻冬舎)、「霧塚タワー」(TO文庫)など著作多数。近年はプロデューサーとしてアニメ映画『アラーニェの虫籠』(2018)、『アムリタの饗宴』(2023)を製作。新作『ナイトメア・バグズ』(2025)では総監督も務めている。 【坂本サク(監督・アニメーション・原作・脚本・音楽) プロフィール】


2000年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。

短編アニメ『摩訶不思議』(2000)、『フィッシャーマン 』( 2002)が「広島国際アニメーションフェスティバル」に入選、「キリンアートアワード」優秀賞を受賞したのを始め、内外のコンテスト、 映画祭で多数受賞。ロッテルダム国際映画祭など海外の十以上のフェスティバルで紹介される。   

2002年よりフリーランスのアニメーション作家として、ショートムービー、TVのタイトル映像や、CM、 PV、映画のVFXの制作、アートディレクション、演出の仕事に携わる。近年は、押井守監督作『イノセンス』のデジタルエフェクト、ドラマ「MOZU」のイラスト&アニメーショ ン、NHK「みんなのうた」の監督、愛媛県松山市PRオリジナルアニメ『マッツとヤンマとモブリさん~七つ の秘宝と空飛ぶお城』『マッツとヤンマとモブリさん2~水軍お宝と謎解きの島々』などの監督を手がけている。他に、参加作品として、『呪怨』の清水崇監督の監修によるホラー映画『もうひとりいる』のVFX、音楽、 PlayStation3用ソフト『鉄拳タッグトーナメント2』のエンディングムービー制作などがある。

初の長編監督作『アラーニェの虫籠』(2018)では、監督、アニメーション、音楽、原作、脚本の一人五役に挑戦し、一人で制作する長編アニメーション映画として注目され、アヌシー国際アニメーション映画祭ミッドナイトスペシャル部門に選出。また、三大アニメ映画祭の一つ、ザグレブ国際アニメーション映画祭のグランド・コンペティションにノミネートされた。

続く長編第2作『アムリタの饗宴』(2023)では、シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメ部門正式出品、フィレンツェ・アニモ―ション映画祭「最優秀長編映画賞」(グランプリ)受賞、トビリシ国際アニメーション映画祭「観客賞」受賞、N.Y.フィリップ・K・ディック映画祭「最優秀アニメ作品賞」(グランプリ)を受賞。

新作は『ナイトメア・バグズ』(2025)。

現在、尚美学園大学芸術情報学部専任講師。 【作品情報】

タイトル『ナイトメア・バグズ』(日本タイトル仮称)

英題“Nightmare Bugs”

監督・アニメーション・原作・脚本・音楽…坂本サク

総監督・プロデュース…福谷修


CAST 

花澤香菜 内田真礼

白本彩奈 能登麻美子 伊藤陽佑

MoeMi バトリ勝悟 福井裕佳梨


製作・著作…合同会社ゼリコ・フィルム

2025年/日本映画/日本公開未定


映画公式サイト https://www.amrita-movie.com/

 
 
 

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